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県産材利用と特用林産コンテンツ
ライフスタイルの変化がもたらしたもの
では皆さんの意識はどうなのでしょうか将来どのような家に住みたいか、と聞かれたら、ほとんどの人が「木の家」と答えるのではないでしょうか。実際、8割の人が「木造住宅がいい」と答えています。そのうち7割以上はわが国の伝統的な工法である「木造軸組住宅」を希望しているという状況のようです。 また、森林に期待する機能についての政府の世論調査では、「災害の防止」、「地球温暖化の防止」、「水資源の確保」など、公益的な機能への期待が大きいといえるようです。森林所有者が一番に考えている「木材の生産」と回答した人は少なく、森林の木材生産機能を重視している人はあまりいないという結果となっています。 最近は、木質の住環境が好まれるようになり、農産物の直売所や農村レストランなどでも木材が使われていますが、木の産地に関しては関心が薄いようです。それが現実なのでしょう。もちろん、ほとんどの人がスギやヒノキの森林から木材が生産されるということはわかっていると思います。でも、自分が住む住宅に利用される木材と自分の身の回りにある森林との具体的なつながりが実はイメージできない。そんな人が多いのではないでしょうか。 なぜ今、県産材なのでしょうか環境優先の社会経済情勢によって森林に対する期待や木材に対する認識が変化し、循環型社会の構築には「森林の整備を進めながら木材を循環利用することが必要である」ということは理解されつつありますが、残念ながら、わが国の森林は、木材価格の低迷などにより適切な整備がなされず、社会の期待に十分に応えられなくなっている現状があります。 美しい森林づくりのためには、木を伐らないこと、使わないこと、と思われている方もいらっしゃいますが実はそうではありません。森林を守り育てるためには、木を使うことがなにより大切です。とくに間伐材などの木材を使うことは、美しい森林づくりには不可欠です。 長崎県では、森林の多面的な機能を十分に発揮させるために長崎で育った木材を利用してもらい、身近に存在している森林の重要性を理解していただきながら地域の風土で育った県産材を末永く利用してもらえるよう、県産材の需要拡大と間伐材の生産による森林整備の促進に取り組んでいます。 |