島原市の酪農経営の後継者達が先進的な技術習得に挑む
普及企画班 主任技師 中村
○島原市のホームページ ○島原市の新規就農者を対象に露地野菜研修を開催(2008/11/20)
平成20年11月25日(火)、新規就農者のフォローアップ活動の一環で、島原市内の酪農農家の新規就農者を集い研修会を開催しました。就農して3年目までのフォローアップ対象者は5名で、参加者は酪農経営に加え肉用牛の繁殖経営も行っています。
今回は、まず、長崎県畜産試験場を訪問し、乳用牛、肉用牛の試験研究の取り組みについて説明して頂きました。
畜産試験場の搾乳牛研究棟は、今年7月に建設されたばかりで、牛群管理コンピューターシステムや密閉型バルククーラー等、新しい施設・機械が導入されており、一頭一頭における乳牛管理、牛乳の品質管理が徹底して行われるシステムでした。
新規就農者からは、機械導入のメリットやメンテナンス、牛のストレス度合い等について積極的に質問がありました。
肉用牛については、早期肥育に適した哺育・育成技術について説明を受けました。近年の輸入飼料の価格高騰により、肥育期間の短縮は経費の削減につながります。その為の早期肥育に適した子牛の育成技術確立への取り組みを知ることができました。
また、今後の研究は、枝肉重量、格付けのみでなく、食べておいしい牛肉の生産技術の開発に力をいれていく計画です。
次に、愛野町で肉用牛の一貫経営をされている指導農業士の大島忠保さんの牛舎を訪れました。
大島さんから、繁殖、育成、肥育の牛舎を視察した後、よい牛をつくるための秘訣や一貫経営のメリット等について詳しく説明して頂きました。
牛飼いは『牛の観察』と『いつもの作業の中でも、要点だけはしっかり技術を身につけること』とアドバイスしてくださいました。
大島さんの後継者の司さんからは、『地域の仲間と密に連絡を取り合うことも大事』と話がありました。
新規就農者の畜産研修会は初めてでしたが、参加した後継者の皆さんは非常に意欲的で専門的な質問も多くあり、日頃から技術習得に熱心な様子が伺えました。
「今度は、島原半島全域の酪農後継者を募り、先進事例研修に行きましょう」と参加者からの意見もあり、普及センターでは、今後も畜産担当と連携を取りながら後継者育成に努めていきます。
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