新規就農希望者が雲仙市愛野町で研修を行いました
                                                                          普及企画班 坂口主任技師


平成19年8月22日(水)、新規就農希望者を対象とした平成19年度第2回新規就農支援セミナーの現地交流会が雲仙市愛野町で開催されました。

セミナー受講者は、県北や西彼地域の高校3年生が中心で、将来野菜や畜産での経営開始を計画しているということで、今回、愛野町で「アスパラガス経営」と「肉用牛肥育一貫経営」の事例を学ぶため、長崎県立農業大学校支援の下、視察に訪れました。

アスパラガス経営の小林保彦さんは、農業改良普及員などを経て県職員を退職後平成12年4月に就農し、14aのアスパラガスを奥さんと二人で経営されており、次の点を教わりました。

○就農1年前から農地探しを始めるなど、準備を入念に行ったこと。
○アスパラガスを選定した理由については、
 ハウス以外の資本装備が少なくて済むこと。(トラクターは導入しなくても可能)
○就農後は、本気で話し合える仲間を一人でも多くつくることの大切さ。

受講者からの質問では、「アスパラガスに適した農地について」や「連作障害」などが出され、小林さんからの助言に納得した様子でした。

  【小林保彦さんのアスパラガスほ場で研修する様子】
 

肉用牛肥育一貫経営の大島忠保さんのお宅では繁殖牛50頭・肥育牛60頭の経営を中心に飼料作物とばれいしょとの複合経営をされており、長男と次男が就農し、家族内で役割を分担しています。

この日は長男の大島司さんから話を聞きました。司さんは、県立農業大学校を卒業し、家畜人工授精師や受精卵移植師の資格を経営に活かして繁殖・肥育部門を主に担当しています。

ここでは、次の点を教わりました。

○一貫経営の楽しみは、自分の所で生まれた牛が肉となるまでの結果が分かること。
○農業大学校進学の利点は、近所や県内各地にに同業の仲間ができること。

受講者からの質問では、「一貫経営の利点」や「飼料価格高騰への対処」などが出され、大島さんからの助言に納得した様子でした。

 
  【大島司さんの牛舎で研修する様子】
   

自家が農家でない受講者から、農業法人に就職し農業への魅力を感じたい、という意向も出ておりましたので、本日の受講者全員が農業への道に進むことを期待しております。 

*次回(3回目)は、10月26日(金)〜28日(日)に開催されます。現在受講生を募集しておりますので詳しい内容は普及センターまでお問い合わせください。

☆ ホームへ