よりよい普及指導活動に向けて、
島原半島の農業士とグリーンライフアドバイザーの合同研修会を開催
普及企画班 坂口主任技師
研修会には、指導農業士、青年農業経営士、グリーンライフアドバイザー、普及指導協力委員、各市、島原雲仙農業協同組合、島原地域農業振興協議会幹事会、各市担い手育成総合支援協議会など、100名を超える皆さんに出席いただきました。
開会に当たって、島原半島グリーンライフアドバイザーの会会長の川田とも子さんから、今後の会のあり方について心強い提言がありました。
○平成21年度には農業士とグリーンライフアドバイザーの合併が計画されていますが、ますます大
きな力を発揮させたいと思います。
○私たちの役割として、「地域担い手の育成」が大きく掲げられます。
まずは個人の経営で収益を 向上させ、家族経営協定を通して後継者が育ちやすい環境を作り上
げたいと考えています。
○今後も農業改良普及センターや関係機関の力添えが必要で、手を取り合って取り組みたいと考え
ています。
報告検討した課題は、平成19年度に普及指導活動として取り組んだ24課題のうちの下記5課題で、各活動を代表して農業改良普及センターの職員が報告を行いました。 2 基盤整備地区での地域資源活用と環境に配慮した営農振興 3 堆肥の利用促進による環境に優しい農業 5 露地野菜の減化学肥料・減農薬技術の確立
1 認定農業者の経営改善支援
2 基盤整備地区での地域資源活用と環境に配慮した営農振興
3 堆肥の利用促進による環境に優しい農業
4 さちのかの安定生産技術の確立
5 露地野菜の減化学肥料・減農薬技術の確立
出席いただいた農業士、グリーンライフアドバイザーなどの皆さんから、多数の意見や助言を頂戴しましたのでその内容を一部紹介します。
1 認定農業者の経営改善支援
○「家族経営協定」が経営改善につながった事例で、特に有効だった内容は?
→「家族の話し合い」です。役割(責任)分担につながりました。(普及センター)
○後継者自らが部門分担を望んでおり、後継者に責任感を持たせるため親とは別の経営をする
よう進めている。
○規模拡大において、農家個人の自立を促す際の事前の準備は?
→補助事業を導入する際に、シミュレーションの充実は有効。(普及センター)
○申告のための農業簿記から、「経営改善のための農業簿記」に移行したい。
○新規作目の導入で「安定した単価」を実現するために取り組んだ事例で、今後の展望は?
→推進メンバーと生産者の間で十分な戦略を練って取り組む。(普及センター)
○堆肥を利用したい意向は強いが、自分が望む品質の堆肥を確保するのが難しい。
○耕種農家が自前で堆肥生産を行うには、施設投資が重荷である。
○畜産農家と耕種農家との情報交換を深めることが必要である。
4 さちのかの安定生産技術の確立
○さちのかの「炭そ病」対策への取り組みには感謝しています。そのような中、「炭そ病」に経
営を左右されない新品種の登場についても期待します。
○今回の報告を島原半島の各地でも報告することは重要と感じます。
○補助事業などで「施設導入」を行う際には、合わせて施設に応じた技術の導入も重要と感じま
す。
○農業士・グリーンライフアドバイザーと青年農業者の合同研修会では、青年農業者の意欲の
高さを感じた。今後も継続を期待します。
○詳細な情報が必要な場合は求めていきたいので、島原半島内での事例などの情報発信を期
待します。
○より一層の情報提供を期待します。
@地域で取り組むべき病害対策について
A農薬の効果や病害虫の見分け方について
研修会では、各市や島原雲仙農協などの関係機関からも力強い協力の意向が出され、関係機関一体となった取り組みの重要性が出席者一同再認識することができました。
島原農業改良普及センターでは、今回の意見や助言を今後の普及指導活動に反映し、このような取り組みを今後も支援していきます。
☆ 島原農業改良普及センター ホームへ


【島原半島グリーンライフアドバイザーの会
川田会長あいさつ】 【島原農業改良普及センター
松原所長あいさつ】


【認定農業者の経営改善支援について 報告者 太田係長】


【基盤整備地区での地域資源活用と環境に配慮した営農振興について 報告者 青木専門幹】


【堆肥の利用促進による環境に優しい農業について 報告者 高田主任技師】


【さちのかの安定生産技術の確立について 報告者 野田係長】


【露地野菜の減化学肥料・減農薬技術の確立について 報告者 山中係長】


【意見交換の様子】




















