さらなる経営改善を目指して!
 〜 国見町認定農業者協議会全体研修会が開催されました 〜

                                                                                          普及企画班 中村主任技師


○雲仙市のホームページ

平成20年2月15日(金)、雲仙市国見町において、国見町認定農業者協議会の全体研修会が開催されました。

国見町認定農業者協議会では、経営改善に向けて全体研修会や会員相互の情報交換、部門別研修会などを行っています。

開会に当たり、会長の渡辺徳昭さんは、「盛りだくさんの研修内容を企画しました。長時間にわたりますが、しっかり勉強して経営改善に役立ててください。」と研修会への心構えを述べられました。

研修内容は、下記のとおりです。
  1 認定農業者への支援策について
  2 農業者年金について
  3 農地、財産の相続に係わることについて
  4 耕畜連携による土づくりについて
  5 部門別研修報告について

まず、島原農業改良普及センター房野次長から、「認定農業者への支援策」について説明を行いました。
経営改善に向けた制度資金地域担い手経営基盤強化総合対策実験事業の活用について、また、経営改善には、配偶者や後継者などパートナーとの連携が重要であることなど、厳しい農業状況を克服して経営改善を図るための手法を提案しました。

つづいて、「農業者年金」については、雲仙市農業委員会前田会長から、国の施策年金であり農業者の将来にとって有意義な制度であること、今後、推進本部をつくり加入促進を強化していきたいと農業委員会の取り組みを話していただきました。また、吉田参事から、具体的な農業者年金のメリットについて、詳しく説明をいただきました。

今回の研修会のメインである「農地、財産の相続に係わること」では、島原公証役場の大本哲公証人を講師に迎え、公証役場の役割、遺言や任意後見契約などについてお話いただきました。高齢化社会に訪れるトラブルなどの事前防止のために、事例などを多く交えてわかりやすく説明していただきました。

そして、「耕畜連携による土づくり」について、島原農業改良普及センター畜産班の高田主任技師から、
国見町の畜産農家では、成瀬さんが長崎県堆肥コンクールで優秀賞を受賞吉武さんが島原地域堆肥コンクールで最優秀賞を受賞されるなど、良質な堆肥を生産されていますので、地元の堆肥を活用して土づくりを行い、経営改善に役立ててくださいと、耕畜連携による土づくりの必要性を説明し、島原半島の堆肥生産者一覧表を配付しました。
耕種農家の地元堆肥の利用はまだまだ十分とはいえません。地産地消で、ぜひ、近隣農家の堆肥を活用して、おいしい農産物を生産してください。

最後に、各専門部会から活動の報告がありました。
● 露地野菜部会 ・・・東北JA岩手の「曲がりねぎ」の事例調査について
● 畜産部会     ・・・先進的な機械導入と低コスト化に取り組む優良農家の事例調査について
● 花き部会      ・・・原油高騰対策として、会員7名の圃場を巡回しての現地検討会について
● 施設野菜部会 ・・・長崎県トップの単収を誇るいちご農家、高来町の深山さんの事例研修について

研修会終了後は、情報交換を行い、地元堆肥の活用や原油高騰対策などについて真剣に意見がかわされ、充実した研修会となりました。

   
 【渡辺会長挨拶】  普及センター房野次長挨拶及び
     認定農業者への集中支援策について
   
   
 【雲仙市農業委員会 前田会長】  【雲仙市農業委員会 吉田参事】
   
   
   講演「農地・財産の相続に係わること」
  講師 島原公証役場 大本哲先生   
 
 【熱心に聞き入る認定農業者の皆さん】
   
 
  【講演会の様子】
  
 
  「耕畜連携による土づくり」について
島原農業改良普及センター 高田主任技師
   
   
 【<部門別報告> 施設部会】  【<部門別報告>花部会】

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