島原・加津佐地区生活研究グループ連絡会総会及び研修会開催
                                             普及企画班 大浦主任技師


平成19年2月21日、雲仙市小浜町ウェルハートピア雲仙小浜において、島原・加津佐地区生活研究グループ連絡会の総会及び研修会を開催しました。

総会では、平成14年の島原・加津佐地区生活研究グループ連絡会設立時から会長を務めた、南島原市有家町永川恵美子さんにかわり、竹田幸子さんが新会長に就任し、平成19年度の新たな役員体制も下記のとおり決まりました。

 会   長  竹  田   幸  子 さん
 副会長   相  川   和  枝 さん
 梅  沢   幸  恵 さん
 会    計   栄  木   むつえ さん
 渡  辺  照  美 さん
 書    記   増  田   敦   子 さん
 永  川   恵美子 さん
 委    員  中  村   カオル さん
 監    事   山  口   ミツワ さん 
 橋  本   カズエ さん
                                 
活動のテーマも下記のように承認されました。

  1.自分達の技を地区連活動に活かそう!
  2.山,里,海おいしい島原半島をPRしよう!
  3.技を地域に伝承しよう!

来年度もグループ員の持つ技術を地域の子どもたちや観光客などに伝えていく活動が展開される事が期待されます。

   
 【永川会長挨拶】
 【雲仙市吉田助役挨拶
   
 【島原半島グリーンライフアドバイザーの会
渡部会長挨拶】
 【 議事を進行する川田茂美さん】

研修会ではまず、私が取り組む「食の安心安全」と題して島原市の松本綾子さんに事例発表をしていていただきました。
続いて島原農業改良普及センターの島田洋吾所長から「これからの生活研究グループのあり方」と題して講演がありました。

研修会の内容

1.私が取り組む「食の安心安全」

お金を出せば何でも手に入る時代だからこそ、自分で作った安全安心なものを家族や子どもたちに食べさせたい。
農家にはそれができる力がある。
安全安心な材料でこだわりを持ったみそを造ったり、おやつ作りをしている。
しかし、子どもたちは購入したお菓子も食べないと子ども同士のつきあいができなかったり、隠れて食べるようになったりする。
そんなストレスにさらされてはかわいそうだから”絶対禁止”とはしない。
しかし、購入したものには保存料や着色料などの様々な化学物質が含まれていること。
なぜ、お母さんの作ったものは日持ちがしないのかなど一緒に考えるようにしている。
そうすると手作りの良さをだんだん理解してくれるようになった。
今一番関心があるのは醤油を自分の手で作ること。
みそ造りより難しいということなので作ったことのある先輩に教えてもらって挑戦したい。

 
 事例発表をする松本綾子さん
 

2.「これからの生活研究グループのあり方」
                 
(1)私だけが知っている知恵と技を活用
    
生活研究グループ員が培ってきた技と知恵を自分たちだけでの技術交換に終わらせないでほしい。皆さんの技は都会では味わうことができない。伝えていくことはグループの役割である。どのように地域に波及させるか、集落・地域・PTAなどに認知してもらえるか考える必要がある。
 
また、がまだすネットを通じて参加する人や修学旅行生など外から来る人に対して、演習をして産物・技を広げて欲しい。ただし、ありがたさをわかってもらうためインストラクターとしてキチンと料金を取ること。お人好しだけではダメ、商売も必要。

(2)起業活動で元気いきいき

家庭菜園や直売所が増えていることで、既存の直売所の売り上げが減っている。
直売は70〜80歳になっても出荷できる。死ぬまで欲を持ち汗をかくことが長生 きの秘訣。医療費を減らすことにつながる。

食品衛生法・農薬基準法が農業に影響している。特にポジティブリストは厳しく、保健所が検査している。栃木のイチゴが摘発されたが、問題は、出荷者がわかるまで1週間もかかったこと。しっかりした体制が必要。なにより風評被害が怖い。皆さんには農薬を記帳し、出荷する責任を考えて欲しい。

島原半島は、現在、安定しているが発展性がないといえる。現状より先の売り先確保が必要。インターネットははやりだが、風評が広がるのも早く気をつける必要がある。販売面も勉強して欲しい。本当に発展させるなら攻めが必要。

(3)地域興しの牽引役に

農家の方々が知っている加工などの技、そして、女性のパワーはすごいと感じる。いざというときは女性は強い。まとまりがすごいと思う。地域のイベントなど外に対して発揮して欲しい。

地元の品元を子供の時から食べさせるようにして欲しい。国見の給食センターの会議に出たが、価格の安い5月のイチゴを使うなど、地場産を使うように提案してきた。
販売するときにはキチンと名前を付けて宣伝して欲しい。

 
 講演する島原農業改良普及センター 島田洋吾所長 

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