「アグリケーションinナガサキ」に島原半島の青年農業者17名が出席しました
                                                                                            普及企画班 鴨川主任技師

平成18年11月7日(火)、長崎県美術館ホールおよび夢彩都において、大規模小売店の食品販売主任、バイヤー、スーパーバイザー、青果・精肉担当者との意見交換会及び売り場視察を通じて消費者や小売店が求めている農産物について考える機会を提供することで青年農業者の能力向上を図ることを目的に、長崎県青年農業者連絡協議会の主催で「アグリケーションinナガサキ〜流通関係者との意見交換会〜」が開催され、島原半島地区青年農業者連絡協議会からは17名が出席しました。

   【島原半島地区青年農業者連絡協議会からの出席者】
 長崎県青年農業者連絡協議会     副会長  栄木 大成 (小浜)
 理 事  平   正賢 (口之津)
 理 事  松 恵久 (南串山)
 顧 問  下田 隆史 (島原市安中)
 国見町青年農業者連絡協議会   会 長  野田 賢吾
 書 記  永田 勝信
 小浜町農村青年振興会  監 事  宮田 和晃
 加津佐町4Hクラブ     会   門畑 裕二
 副会  小林 進治
 監 事  渡部 賢吾
 会 計  林田 年実
 南有馬町農村青少年研究会    会 長  菅   広洋
 副会長  山口 真路
   本村 龍次
 有家町青年農業者連絡協議会    会 長  松尾 良栄
   鳥居 祐次
   松島 功幸

最初に講演会で、(株)イズミ九州地区果物バイヤー 江村洋 氏 が「今、消費者や小売店が求めている農産物」と題して、消費者が求める農産物と小売店が求める農産物とはイコールではなく、両者の求めにバランス良く対応できることが必要であること。
消費者にとっては「おいしい」ことが絶対条件であり品質にバラツキが少ないことがお客様を裏切らないことになり、また、農産物には旬があるが、消費者にとっては「いつでも買える」ことが安心感となること。
小売店では、適切な価格と品質、それと適切な量のバランスが重要であること。
また、できるならば生産者の顔が見え距離的な安心感がある地元の農産物が望ましいこと。
トレーサビリティは必須であること。
売り場の担当者が数年で変わるため商品知識が低下していて、接客の代わりにPOP(売り場にある商品の広告)などに頼ってしまうこと。
生産者との話し合いを重ねることで農産物の特色を良く説明でき、PRできること、などについて話をされました。

講演会の後、夢彩都関係者、スーパーバイザー、バイヤーの皆さんも含めて5つのグループに分かれて意見交換会を行いました。

 【 意見交換会の様子 渡部くん 松尾くん】
 

意見交換会では、それぞれの立場で求めるものが異なる、例えば、生産者は消費者が農業の大変さを理解していないと思っているし、小売店では、独自色が重要で、生産者の顔が見える方がよいと考えている、また、消費者は品質重視でネットででも買えたらよいと思っているなど。

生産者は消費者のことを考えて生産物をつくる必要がある、消費者が買ってくれるところを想像して知恵を働かせる必要がある、扱いが簡単で、量が適量で、パッケージも重要、品物に少し手を入れれば売りやすくなり、売り方も変わっていく、生産者とバイヤーがうまくいくには月に1回程度の定期的な話し合いが大切、などの意見が出されました。

 【意見交換会 平くん 栄木くん】  【意見交換会 永田くん】
   

意見交換会の後、夢彩都の食品売り場を視察しました。
売り場は、バイヤーの方から説明があったように、色彩的な配置や子どもの目線から美味しく見えるように下から斜めにせり上がっていくような陳列、鮮度や果実の状態を伝えられるようにカットしたサンプルを展示するなど、工夫がなされていました。

今回の意見交換会に出席して、島原半島の青年農業者たちは、自分たちの生産した農産物に自信と責任を持ち、そのことを小売店や消費者に積極的に伝えること、そうすることが生産者と消費者との相互理解を深め、農協共販を通じてのブランド化につながることを学んだことと思います。
これを契機に、各地区で積極的に活動してくれるものと期待します。

  【 売り場視察    松山くん 】
  
 【 売り場視察 松山くん 永田くん 】  【 売り場視察 永田くん 】
   

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