ながさき農林業大賞「島原地域農業振興協議会長賞」表彰式を開催
                                                                                                       普及企画班 係長 村里



平成20年8月7日(木)、島原市有明総合文化会館で開催された平成20年度島原地域農業活性化研究大会において、ながさき農林業大賞「島原地域農業振興協議会長賞」の表彰式を開催しました。

島原地域農業振興協議会長賞」は、平成20年度「ながさき農林業大賞」へ各市から推薦された、優れた農林業経営を確立し島原半島の農林業振興に貢献されている6経営体と、組織活動により島原半島の農林業振興に貢献されている3団体の皆さんに授与されました。

受賞を契機に、皆さんの更なるご発展・ご活躍を祈念いたします。

 【表彰式の様子】
   
   
 
  【受賞者の皆さん】
 
      

島原地域農業振興協議会長賞   (敬称略)
【トップファーマー(経営体)】   
野菜  橋本和己
橋本恵子 


市 
○だいこんを主体とする経営で、堆肥施用と緑肥栽培による土づくりを基本とし、輪作による連作障害回避と土壌分析に基づく適正施肥に努めている。

○今年度より契約栽培に取り組むなど、更なる経営安定に向け
た取り組みにも積極的で、また省力化と雇用労力により規模拡大も図っている。

○後継者の就農にあわせ家族経営協定を締結し、複式簿記による経営管理を行い、生産履歴の記帳とエコファーマーへの取り組み等地域のモデル経営となっている。
だいこん
にんじん
ほうれんそう 
果樹  荒木昭一
荒木キヨキ 




市 

○「体にやさしい果物」生産をモットーに、エコファーマーの認定を受け、減化学肥料・化学農薬に取り組んでいる。 また、土づくりに積極的に取り組み、畜産農家と連携し、稲わらの提供により良質堆肥の確保に努めている。

○露地みかんについては全園マルチ栽培に取り組み、その成果を上げている。

○農協生産部会や県果樹研究会の役員を務めるなど、地域のリーダーとして活躍され、びわ・みかんの産地振 興に貢献されている。
 
ハウスびわ
露地みかん
 
花き  柴田定實
柴田富子 


市 
○環境に優しい土づくりを目指し、カヤや米ぬか等を主原料とした自家製堆肥の施用を基本に、元肥・追肥においても有機100%肥料を使用している。

○「灌水同時施肥システム」「自動選花結束機」「芽無し品種」の導入等により、省力化に積極的に取り組み、雇用労力の削減等につなげている。

○定植本数を減らした「粗植栽培」の取り組みにより、栽培環境と作業効率の改善が図られ、結果として出荷率及び切り花品質の向上につながった。
 
きく 
畜産  有限会社ワールドファーム 

市 
○徹底した母豚管理による高い繁殖性の維持を基本に、オールインオールアウト等の生産体制整備により、事故率低減を図り、健康な肉豚の定時・定量・定質出荷を実現。

○県下でいち早く自家配合飼料に取り組み、良質な飼料給与と大幅なコスト削減につなげている。

○農場での技術指導や研修会での助言等を行って、県下養豚後継者の育成に尽力している。

○島原半島堆肥生産者連絡協議会の会長として、耕畜連携に積極的に取り組んでいる。
養豚 
特産  田中和彦
田中真理子 



市 

○土づくりが葉たばこ栽培の基礎と考え、ソルゴーやわらを主体とした自家製完熟堆肥を施用し、化学肥料の低減と病害に強い作柄を目指している。

○就農時からの圃場管理記録と圃場巡回の徹底により、適正施肥・適期防除・適期作業を実施し、高収量・高単価を実現している。

○作業の共同化・機械化・省力化や雇用労力を効果的に組み合わせ、規模の大きい経営を行いながら、高い生産性を維持している。
 

葉たばこ 
林産    農事組合法人吾妻しいたけ生産組合
 


市 
○完全無農薬・国産原材料による生産で、「国産安心きのこ」の認証を全国に先駆けて取得するなど、トレーサビリティにも対応した安全安心なきのこ栽培に取り組んでいる。

○作業の機械化や生産工程管理のためのパソコン導入など省力化・合理化に努め、人件費の削減を図っている。

○廃棄菌床を堆肥化し、近隣野菜農家に提供したり、原料の広葉樹オガコを地元で優先的に求めるなど、地域農林業の振興に寄与している。
 
菌床しいたけ 
   
【いきいきファーム(組織)】   
高度生産集団  長崎県開拓農協南部種豚改良組合
「紅葉会」 



市 
○平成3年の会発足以来、勉強会や枝肉研修会を重ね、飼養管理技術の向上に努め、また、種豚導入や給与飼料を研究し、おいしい豚肉づくりにこだわっている。

○厳選された上物については“雲仙うまか豚「紅葉」”の銘柄化に取り組み、消費者交流会など地道な販売促進活動により取扱店舗数も年々増加している。

○今後は精肉販売だけではなく、飲食店や加工業者との連携にも力を入れるとともに、各組合員の後継者の技術習得を図り、スムーズな経営継承につなげていく。
 
養豚 
   
【げんきビレッジ(地域)】   
農業環境保全  雲仙市にこまる生産組合 
仙市 

○組合設立は平成18年であるが、翌19年には県下で最大規模の県特別栽培米の生産に取り組み、「環境に優しい農業」を実践している。

○この取り組みは「農地・水・環境保全向上対策」の推進をきっかけに始まり、地域リーダーを中心に集落座談会や栽培講習会等を重ね、合意形成に至ったものである。

○今後は、栽培者全員のエコファーマー取得や無人ヘリを活用した防除体制の整備に加え、学校給食や生協との連携を図り、販売促進に努める。
 

水稲
(にこまる)
 
   
【特別部門】   
長崎県立島原農業高等学校OB乳牛改良同志会 
原市 

○本会は昭和56年に乳牛改良促進と酪農経営の安定化の促進等を目的に島原農高OBを中心に結成された。

○活動内容は酪農経営講演会や酪農技術研修会、島農祭、乳牛共進会、受精卵移植研究会等を開催している。

○活動の成果としては、県乳牛共進会では毎年会員飼育牛が上位独占し、九州や全国の大会でも上位入賞を果たすなど乳牛改良のレベルが急速に向上している。

○また、農高との連携活動により生徒の就農意欲の向上につながり、酪農経営者等として実績を上げている。 

酪農 

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