農業・食品産業技術総合研究機構果樹研修所で研修生に特別講義を行いました
                                                                                                    普及企画班 緒方主任技師


南島原市口之津町にある「農業・食品産業技術総合研究機構果樹研修所」の研修生に対して、特別講義を行いました。
研修生は、島原農業改良普及センター管内や九州各県、愛媛県の農家の後継者などで、2年間の研修を行っています。

特別講義は、毎年、研修生に農業の知識を深めてもらうために実施しているもので、今年は、9月20日から10月23日まで、6回(1回3時間)に渡って、農政全般、農業経営や流通・環境保全などの講義を行います。

第1回目は、平成19年9月20日(木)、松原所長から、「農政時事」と題して講義を行いました。
講義では、世界の人口・食料問題から、日本の食料自給率の現状、基本法下の農政の動きを解説し、果樹担い手の学生といっしょに農業問題を考えました。

研修生からは「興味深い話ばかりで、今まで知らなかったことがわかって勉強になった。」「みかんだけでなく経営の勉強をしないといけないと思った。」「日本の農家が減少している今、自分たちががんばりたい。」などの感想がありました。

第2回目は、平成19年9月25日(火)、農業経営について、緒方主任技師が講義を行いました。
講義では、農業経営と一般の会社経営などとの違い、農業経営を行う上で目標を設定することの重要性などについて、話を行いました。
また、実際に農業経営の数字を元に、その経営がどのような状態にあるかを判断したり、現在の状況と将来の目標を元にこれからどのようなことを行えばよいかを考える演習を行いました。
研修生からは、経営の演習では、「自分ならもっと品目を絞る」、「規模が大きいのに儲からないのはなぜだろう」という意見がだされました。
目標の演習では、「高収入で経営の安定を図りたい」、「消費者に認められるみかんを作りたい」などの目標があり、そのために技術の習得や機械化による省力化を行いたいとの意見が出されました。

 【講義の状況】

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