「愛の町農友会」JICA外国農業技術者研修受け入れ
普及企画班 鳥羽主任技師
「愛の町農友会(雲仙市愛野町の青年農業者組織:構成員8名)」は4月14日、JICA(国際協力機構)の外国農業技術者研修者9名を受け入れました。
この研修は、JICAが外国の野菜生産の研究・普及に係わる農業技術者を対象に、日本の野菜栽培に関する総合的技術を習得し、自国の実情に合わせた野菜栽培技術の確立・普及に貢献できる実践的人材を育成するため実施しているものです。
今回は、バングラデシュ、ボリビア、マダガスカル、マリ、ニカラグア、パキスタン、スリランカ、ガーナの中南米・アフリカ・アジア各国からの農業技術者9名を受け入れ、ばれいしょの栽培技術について研修を行いました。
ばれいしょは、生育が非常に早くて単位面積当たりの太陽エネルギー固定率はあらゆる作物のなかでもトップクラスに属し、世界中で栽培されており、いも類では世界一の生産量(2004年 18百万ヘクタール、3億27百万トン)で、研修を受けた農業技術者の国でも重要な作物となっています。
雲仙市愛野町は、長崎県内有数のばれいしょの産地で、「愛の町農友会」は「ばれいしょの生産安定技術」についてのプロジェクト活動を行っており、その成果を紹介しました。

各国の農業技術者からは、品種、栽培方法、増収技術、病害虫対策、種ばれいしょ供給体制、他の職業に就かず就農した理由など、活発な質問があり、自国での技術確立・普及への高い意欲がうかがわれ、最後に研修農業技術者代表から「この研修で学んだことを自国民に伝えていきたい。」とあいさつがあり、有意義な研修となりました。
「愛の町農友会」の青年農業者達も自分たちの活動や技術が、国際貢献と交流の一助になったことを誇りに思い、今後とも愛野町農業の振興に貢献していくものと期待しています。
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