『島原半島イノシシ大学』第3回講義開催
                                            技術普及課(通称:島原農業改良普及センター)農畜産・環境班


平成21年7月28日(火)、南島原市ありえコレジヨホールにおいて、『島原半島イノシシ大学』第3回講義が開催されました。

前回第2回の講義では、イノシシが生息しやすい環境(良い餌、良い水、良い隠れ場所)を人間が作り出してきたことにより、生息地が拡大してきたことについて講義がありました。
そのような環境の中でイノシシは何を食べているのかと、今回の第3回講義では、『イノシシの食性と栄養状態』について講義を受けました。

イノシシは植物食に偏った雑食性で、季節ごとに良質な食物を選択して食べています。
春はたけのこ、夏は双子葉草本、秋から冬は根・塊茎、堅果類が主な食べ物になっており、10月以降皮下脂肪が増える傾向にあります。野生生物にとって最も厳しい冬に栄養を蓄積できるのは、イノシシが地下の餌を上手に活用できるからです。

ミミズを食べるために土を掘り起こすという声も聞きますが、ミミズが目的ではなく、根を掘って食べていて、たまたまミミズや昆虫の幼虫がいたから食べたということです。また、落ち葉や水たまりは有機物の醗酵臭がするため気になって掘り起こしますが、あくまで餌は根や塊茎です。

私たちの周りにどれだけイノシシの餌があるかを見てみますと、いたるところに餌があることが分かります。

このような良質な食物、良好な栄養状態はイノシシにどの様な影響を及ぼしているのでしょうか?そのことについて、次回の講義が予定されています。

 【『島原半島イノシシ大学』第3回講義の様子】
  
  
 
  
  
 【質疑応答の様子】  
    
    
  

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