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去る2月6日、諫早市栗面町の長崎県央農協会議室にて、長崎県堆肥コンクール表彰式並びに耕畜連携による堆肥生産利用研修会が開催されました。
長崎県堆肥コンクールは本年度初めての開催で、牛ふん部門、豚ふん部門、鶏ふん部門とブレンド部門の4部門に県下各地から選りすぐりの堆肥38点が出品され、今回の表彰式となりました。
中でも長崎農業改良普及センター管内の堆肥は牛ふん部門で5点、豚ふん部門で2点、鶏ふん部門で1点の計8点を出品したところ、そのうち牛ふん部門2点、豚ふん部門で1点が最終審査まで残り、最終選考の結果、「大瀬戸北部地区畜産組合」が牛ふん部門の最高位となる「優秀賞」を受賞しました!!!
表彰式では渡辺農林部長より表彰状が、副賞として全農より全農長崎県本部長賞が組合代表の辻業行さんに手渡されました。
「大瀬戸北部地区畜産組合」の堆肥の概要を説明しますと………
@ 大瀬戸町の肥育農家3戸共同で運営し、水分調整に2ヶ月、強制攪拌発酵処理装置で約4ヶ月切り返しなどを行い堆肥化し耕種農家へ供給している。
A 原料は牛ふんのほかノコクズで割合は牛ふん:ノコクズ=80%:20%
B 主に長崎西彼農協多以良支店で注文を受け、製品を供給するほか、農協直売所で袋詰め販売をしている。
C 地域の堆肥コンクールに毎年参加し、堆肥分析も毎年実施し、耕種農家へ情報提供している。なお、地域堆肥コンクールでは平成18、19年度2カ年連続で優秀賞を受賞しており、果樹や野菜農家の評価もかなり高い。
なお、全部門の中で最も優れた堆肥である「最優秀賞」は県央地域の土井賢一郎さん(豚ふん部門)が受賞されました。
※ その他、長崎農改管内の堆肥生産者情報についてはこちらをクリック!!
その後、畜産協会主催の耕畜連携による堆肥生産利用研修会が開催され、本管内の優良事例として、長崎西彼農協三和町支店の森崎営農経済課長が「畜産農家との連携によるびわ産地の活性化のために」と題した情報提供をされました。
※「畜産農家との連携によるびわ産地の活性化のために」資料はこちらをクリック!!
その他、「耕種農家のニーズに沿った堆肥生産と利用促進」と題して(財)日本土壌協会 専務理事 猪股敏郎先生より講演がありました。その中でも堆肥の重要性、利用の可能性について、
@ 果菜類(イチゴ、メロン、トマト、スイカなど)は土壌改良効果を期待する農家の割合が多い。葉菜類(キャベツ、白菜、小松菜、レタス、ネギなど)は肥料効果への期待が大きい。麦、大豆、馬鈴薯等は価格面が安いことが重要のようだ。
A 堆肥の施用効果の試験圃結果では、根の状況は完熟堆肥区>未熟堆肥区>化学肥料区の順に発達していた。他に糖度、収量が上がるなどの効果もある。ただし堆肥だけの施用よりは堆肥+減肥した化学肥料の施用が最もよいようだ。
B 米においても総籾数が増えるにもかかわらず、登熟歩合が低下しない。ブロッコリーでは糖分やビタミンCが、にんじんではα、βカロテンが上昇する効果もある。白菜などは日持ちも違ってくる。梨など果樹においても、根量が増え、収量も増える傾向がある。
C 堆肥の連用効果はあるが、多くやり続けると収量が落ちてくる。4t/10a当たりが一番収量が安定して取れる。にんじんもL以上の規格が増え所得も増える可能性がある。
といった話がありました。
エコファーマーや特別栽培農産物認証など、消費者の有機農産物への関心も高まってきています。今一度、堆肥の重要性を確認し、品質の高い長崎西彼地域の堆肥を利用してみませんか?
栽培技術、堆肥の利用などご相談等があれば当普及センターへ連絡をお願いします。
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牛ふん部門優秀賞
「大瀬戸北部地区畜産組合」 |
組合代表として受賞する辻さん |
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受賞者一同、来賓とともに。 |
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講演する森崎課長 |
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