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3月1日、長崎西彼農協営農経済本店3階大会議室にて西海市和牛振興協議会主催による「西海市和牛経営元気アップ大会」が開催されました。
今年で2回目になるこの大会ですが、西海市の基幹作目である和牛の振興策を行政・農協・生産者の三者が一体となって、この飼料高騰等畜産情勢の厳しい中元気を出して知恵と力を結集し、地域ブランドの確立と経営安定に取り組もうといった趣旨で研修会が開催されております。
まず初めに長崎西彼農協畜産部から「西海市における和牛振興策と増頭計画」と「子牛飼育マニュアル」の説明がありました。
特にこの「子牛飼育マニュアル」は本年度長崎地域農業振興協議会畜産部会監修のもとで作成したもので、「丈夫で健やかな子牛を作ろう!!去勢DG1.0以上、メスDG0.9以上で出荷しよう」のスローガンのもと、育成管理のポイントを中心に説明がありました。
続いて、繁殖及び肥育農家の後継者代表として、水本亨氏と平嶋哲哉氏の2名の意見発表があり、一昨年五島での農家研修から帰郷し就農した水本氏は「今年度より資金を利用し育成5頭、成牛2頭を導入した。1年半たっても失敗ばかりでうまくいかないことばかりだが、今年11月には「亨」の牛として市場へ上場するのでいろいろ批評して欲しい。みんなの声を大事にしたい。みんなに負けない、目立つような存在になるようがんばりたい」と将来に向かって意欲ある発表がありました。
また肥育農家後継者の平嶋氏は「目標としては母牛20〜30頭と肥育の経営内一貫経営を。今後は父が主体でやっている肥育素牛の選定技術を磨きたい。父への感謝を忘れずに、父に追いつき追い越せの精神で家族に負担をかけぬようがんばりたい」と人生の良き先輩である父と家族への感謝の気持ちを大きな声で発表されていました。
その後、長崎県農林部畜産課より「平成24年長崎全共にむけた県の取組」についての説明と、松浦市福島町で繁殖31頭を女性一人で飼育している松本トシコさんの記念講演がありました。その中で松本トシコさんからは「生涯現役で。財産は意欲。指導者や仲間、家族に感謝しながら1kgでも大きく子牛を育て、1,000円でも高く売って、平成24年の長崎全共に向けて一緒にがんばりましょう!」とエールをいただきました。
最後に繁殖農家代表として繁殖部会長小川智さんと肥育農家代表として辻業行さんの2名による大会決議を読み上げ、盛会裡に会が終了しました。
この「畜産冬の時代」のピンチをチャンスに変えて、繁殖農家及び肥育農家がスクラムを組んで西海市の和牛生産を盛り上げていって欲しいものです。
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元気アップ大会全景 |
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熱心に聞き入る参加者 |
後継者 水本亨(繁殖) |
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後継者 平嶋哲哉(肥育) |
全共説明(畜産課石嵜課長補佐) |
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講演 松本トシコ |
決意表明(肥育:辻、繁殖:小川) | |