成績書様式2(水稲以外の作物用)
所属名 県北農業改良普及センター
(14年秋冬作)
課題名 緩効性肥料による施肥(追肥作業)の省力化の検討(その2)
対象作物 ブロッコリー
供試肥料 ST45 (15−15−15)
1.展示圃の目的 ST肥料の元肥全量施用による施肥(追肥作業)の省力化
2.展示圃設置場所 佐世保市上本山町
3.圃場条件
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母材 |
土壌群 |
土性 |
地目 |
前作物 |
排水の良否 |
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玄武岩 |
黄色土 |
壌土 |
水田 |
きゃべつ |
やや不良 |
土壌分析結果
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区名 |
pH (H2O) |
EC (mS/cm) |
NO3−N (mg/100g) |
CaO (mg/100g) |
MgO (mg/100g) |
K2O (mg/100g) |
P2O5 (mg/100g) |
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定 植 29日後 (10/9) |
ST区 |
6.57 |
0.12 |
0.68 |
351 |
122 |
175 |
111 | |
|
慣行区 |
6.56 |
0.15 |
1.81 |
378 |
113 |
174 |
114 | ||
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収 穫 時 (12/11) |
ST区 |
6.67 |
0.11 |
0 |
337 |
106 |
107 |
79 | |
|
慣行区 |
6.66 |
0.12 |
0 |
353 |
108 |
102 |
58 |
4.耕種概要
1) 品種名 グリーンフェイス
2) 播種日 平成14年 8月 1日
3) 定植日 平成14年 9月10日
4) 収穫日 平成14年12月11日(11月29日〜収穫開始)
5) 栽培様式 露地
6) 栽植密度 畦幅 140cm * 株間 35cm * 条間 60cm , 約4,000株/10a
7) 反復および1区画面積 反復なし,1区5a
8) 区名および施肥量(kg/10a)
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区No. |
区 名 |
肥 料 名 |
元 肥 |
追 肥 |
成 分 量 | ||||
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施肥月日 |
9/5 |
9/25 |
10/15 |
11/ 5 |
N |
P |
K | |||
|
@ |
ST45 |
ST45 BMようりん |
200 40 |
|
|
|
30.0 |
38.0 |
30.0 | |
|
2 |
慣 行 |
スーパースター 石灰窒素 BMようりん BBS646 |
100 40 40 |
20 |
20 |
20 |
31.0 |
19.4 |
18.6 | |
※ 堆肥(籾殻+鋸屑+牛糞) 3t/10a施用
5.調査成績
1) 定植29日後の生育調査結果 (調査日;10月 9日,各区10株調査,単位:枚,cm)
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区No. |
区 名 |
全 葉 数 |
最 大 葉 の |
最 大 茎 径 | |
|
葉長(葉柄長) |
葉 幅 | |||||
|
@ |
ST45 |
7.9 |
39.5(14.3) |
20.2 |
2.34 | |
|
2 |
慣 行 |
8.6 |
46.3(16.3) |
19.4 |
2.44 | |
2) 収穫時の生育・品質等調査結果 (調査日;12月11日,各区5株調査,単位:枚,cm)
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区No. |
区 名 |
全 葉 数 |
最 大 葉 の |
葉 色 |
地上部 重 量 (g/株) |
根 重 (g/株) | |
|
葉長(葉柄長) |
葉 幅 | |||||||
|
@ |
ST45 |
24.6 |
64.4(29.4) |
24.6 |
− |
1,718 |
− | |
|
2 |
慣 行 |
22.6 |
68.0(29.8) |
24.4 |
− |
2,266 |
− | |
(単位:cm,g)
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区No. |
区 名 |
主 茎 の |
空胴茎 発生率 (%) |
花 蕾 の | |||||
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全 長 |
全 重 |
調製重 |
調 整 後 最大茎径 |
径 |
色 |
形状 | ||||
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@ |
ST45 |
35.0 |
662.0 |
346.0 |
5.06 |
0 |
11.1 |
4.8 |
5.0 | |
|
2 |
慣 行 |
37.4 |
668.0 |
314.0 |
4.96 |
20 |
10.9 |
4.6 |
5.0 | |
※ 花蕾の色 ; 0:薄い 〜 5:濃い
花蕾の形状 ; 0:悪い 〜 5:良い
6.試験結果の概要および考察
1) 生育初期は、展葉数,草丈とも試験区で劣っており、外観的にも明らかな生育差が認められた
また、定植29日後の土壌分析結果では、ST45区の硝酸態窒素濃度が慣行区比低く、生育が抑
えられた要因であると思われた。
2) 収穫時の生育は、外観上差異はみられず、数字的にも、大きな差はなかった。
花蕾の生育は、揃いが悪かったため調査対象株中のうち発育の早い5株について調査したが、全体
的にST区で発育は早い傾向にあった
調査結果から、調製重,茎・花蕾の径ともにST区でまさっていた
品質的には、両区とも良好であったが、慣行区では、茎の空胴発生がみられた
3) 以上のことから、9月定植,12月収穫の作型においても、追肥作業の省力化をはかる上で、ST
45の活用は有効と考えられた。
7.普及上の問題点および留意点
1) 初期生育の遅れがみられることを留意する必要がある
2) 11月下旬から収穫の作型・品種でも活用できると考えられるが、高標高地域等冷え込みの厳しい
立地での試験は行っていないので、注意が必要である