平成12年度県植防展示圃(実証)成績書

課題名   なすのマメハモグリバエ防除

1.供試薬剤 トリガード液剤

2.実施方法

  (1)試験年次 平成14年

  (2)設置場所 佐世保市瀬道町

  (3)担当機関 県北農業改良普及センター

  (4)対象病害虫発生状況 少発生 

  (5)耕種概要 作型 促成, 品種 筑陽, 定植 9月12日

  (6)散布時期,量,方法

         供試薬剤        処理濃度    処理方法

        トリガード液剤      1,000倍     発生初期の9/24に動噴で200L/10a散布

        対照(アファーム乳剤)  2,000倍     同上

 

   (8)調査方法 散布前に各区のマメハモグリバエ幼虫潜行痕が認められる葉2〜3枚を含む枝を3枝

          選定し、各枝にテープ等でマークし、マーク部から上位の展開葉について、展開葉数、

          潜行痕のある葉数、潜行痕数を、散布前および散布6日後(9/30)13日後(10/7)に調査

          した。

              散布後、各調査日に肉眼観察により薬害の有無を調査した。

 

3.調査成績 

 

 

   薬剤名

 反復

  項 目

 散布前

 散布6日後

 散布13日後

 薬害

 

 トリガード

       液剤

 平均

 展開葉数

 潜行痕葉数

 潜行痕数

    13

     0

     0

     17{4}

      4{0}

     12{0}

    20{7}

     5{0}

    14{0}

  

 対照薬剤

 平均

 展開葉数

 潜行痕葉数

 潜行痕数

    11.5

     0

     0

   14.5{3}

    5.5{0}

     10{0}

  18.5{7}

   7.5{0}

    12{0}

  

 

        *展開葉数はマーク上部の葉数。{ }内は散布後に新たに展開した葉数における調査

 4.考 察

      ・散布6日後及び13日後に両区とも潜行痕が観察されたものの小さく、散布前に展開していた葉のみに

        見られた。

        散布13日後までは、慣行薬剤と同等程度の効果があると思われた。

      ・薬害の発生は、今回認められなかった。

     ・以上のように、トリガード液剤は、散布約2週間後までの防除効果が認められ、マメハモグリバエ

    防除のローテーション薬剤として有効と思われた