・・水稲栽培におけるポジティブリスト対策の取り組み
県北地域では、近年、農家の兼業化、高齢化の進展等から、無人ヘリ防除の取り組みが盛んとなっております。
しかし、今年の5月より実施されたポジティブリストでの農薬飛散問題等への危機感から、水稲の防除での対策を求める声が技術者の間で高まり、地域の水稲粒剤防除体系確立へ向けた取り組みを行うこととなりました。
農業振興協議会作物部会が中心となり、長崎県農業経営課技術普及班、病害虫防除所、全農長崎等の協力の下、農薬の選定をはじめ、早期水稲で1カ所(佐世保市:江上地区)、普通期水稲で4カ所(佐世保市:宮地区、柚木地区、吉井地区、松浦市:志佐地区)で現地適応性の展示ほを設置し、慣行栽培との比較検討を実施しております。
早期水稲栽培では、成熟期でのカメムシの異常発生により十分な効果が得られれず、再度検証が必要な結果となりましたが、普通期水稲は、9月上旬現在、慣行栽培と比べても、ウンカ類、カメムシ類とも特に問題は発生しておりません。
今後も、水稲の農薬散布については飛散問題が避けられない課題となると思われますので、これからも検討を続けて、安定的な省力防除技術の確立を目指します。
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 [早期水稲試験(粒剤散布)] |
[捕虫網による害虫すくい取り]
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