させぼ温州施設栽培(H15産成績)   ※H14産の成績はこちら

1.目 的
 ハウス栽培でのさせぼ温州の結果安定と高品質果実の生産のために、ハウスみかんとしての特性を明らかにする。

2.設置概要
  (1)設置場所
   佐世保市宮津町

3.実証展示圃の概要
  (1)面 積
      強化型ハウス 21a(加温機,貯水・ポンプ一式)

  (2)品 種
      ハウスみかん:させぼ温州

  (3)樹 齢
       7年生

平成15年8月撮影(収穫前)

4.具体的データ

1)生育相
 発芽期  平成15年1月8日
 開花期  2月5日〜2月15日(開花盛期は2月10日)
 着色開始  8月13日
 収穫期  9月23日〜9月28日

 

2)果実調査(調査日:平成15年9月26日)

※調査は、代表樹3樹について行った。階級、等級、浮き皮の程度については1コンテナ分を調査した。

 収穫量  20.4kg/1本
 植栽本数 227本/10a
 生産量  4,638kg/10a

 

 2L以上 

L     

M     

S     

2S以下

階級別個数割合

 36.1%

 36.1%

 23.2%

 4.1%

0.5%

 

 秀 

 良

格外

等級別個数割合

9.3% 

32.1%

 26.0%

32.6%

※3L、および2S以下は格外。

 

 無

甚   

浮皮程度

 95%

5% 

0% 

0% 

 1果平均重

 127.9g

糖度

10.3

酸含量

0.71

着色

4.4(果頂部、果梗部の平均)

※調査は代表樹3樹の各樹10果について行った。
  階級、等級、浮皮は1コンテナ量の抜き取り調査した割合。
   生産量(10a当たり)は、1樹当たり収量に植栽本数をかけて算出した。
   着色はカラーチャートを使用し各樹30果について調査を行った。

5.結果の概要
(1)15年産の着花(果)量は樹によりバラツキが大きかった。全体的には、結果母枝が少なく着花(果)量が少なかったため、大玉傾向であった(L以上72.2%)。

(2)秋季の高温により着色が進まなかったため、生産(見込)量4,000kgのうち1,000kg程度しか出荷できなかった。また、着色不良果については、秋芽発生防止のため、10月下旬まで着果させておいた。

(3)果実内容は、大玉、6〜8月にかけての日照不足等の要因が重なり、低糖低酸であった(糖10.3、酸0.71)。

(4)16年産の着花量確保のため、環状カット(主幹または亜主枝単位)、中耕、タイベックシート被覆を行った。また、加温時期は、枝挿し検定とRQフレックスの分析結果を総合的に判断し決定した。その結果、全体の着花量は前年とほとんど変わらなかったが、強樹勢の樹でも着花が確認された。生理落果等の調査 は今後も行っていく。

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