課題名    かんきつのミカンハダニ・ミカンサビダニの防除実証試験


1.供試薬剤:オオナタフロアブル 4000倍
       注)この剤はタイタロンとコテツの混合剤である。

2.実施方法
 (1)設置場所: 佐世保市針尾東町古里
  (2)対象病害虫発生状況: ミカンハダニ;多
               ミカンサビダニ;無
  (3)耕種概要: 品種;させぼ温州        樹齢;高接7年目
  (4)区 制 : 1区50樹(反復なし)
  (5)処理時期,量,方法
         平成15年9月17日に1回、SSで十分量(400ℓ/10a以上)散布した。
 (6)調査方法
   ア)ミカンハダニ
     平成15年9月17日の散布直前、散布7日後、15日後、22日後に、1樹から50葉を選んでミカンハダニ雌成虫数を数えた。
   イ)ミカンサビダニ
     平成15年10月9日に1回,各処理から 200果の果実を無作為に抽出(1樹50果の4樹)し,下記の基準に従って被害程度別の果数を計数して,被害果率と被害指数を算出した。

   被害無:被害が認められない
   被害少:被害がきわめて軽微(生果として商品化可能)
   被害中:被害が果皮の1/3まで(加工用になる)
   被害多:被害が果皮の1/3以上に及ぶ(加工用にも不可)

   被害指数:{(少×1)+(中×5)×(多×10)/全調査果数×10}×100

3.調査成績
(1)ミカンハダニの雌成虫数の推移

 薬 剤 名

 調査葉数

散布前
(9/16) 

7日後
(9/24) 

15日後
(10/2) 

22日後
(10/9) 

オオナタフロアブル
  4000倍

 50葉

180 

バロックフロアブル
  2000倍

 50葉

165 

0

(2)ミカンサビダニによる果実被害状況(調査日:平成15年10月9日) 

   薬 剤 名

ミカンサビダニ

     被害程度別果実数

被害果率

被害指数

少 

中 

多 

合計 

 オオナタフロアブル
  4000倍

200 

200 

バロックフロアブル
  2000倍

200

200 

注)両区とも8月にサンマイトフロアブルを散布

●薬害の有無   無し

4.考 察

・ミカンハダニについては、バロックフロアブルと同等の効果が認められた。
・ミカンサビダニについては、8月にサンマイトフロアブルを散布していたため発生が見られなかった。

 

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