トルコギキョウにおけるゲル種子直播き栽培技術

 

目 的

 トルコギキョウは花形、花色が豊富で、花持ちも良く、また冷房、冷蔵育苗技術の確立により、周年出荷が実現し、近年、キク、バラ、カーネーションに次ぐ品目として、全国的に栽培面積が増加している。
 しかし、トルコギキョウの育苗は比較的難しく、現場では育苗時における生育不良や定植後のロゼットによる生産性の低下など多く見られ、また定植作業や出荷作業の労力の負担も他品目と比較して大きい。
 今回、実証を行うゲル種子直播き栽培技術では、特殊加工によりゲルでコーティングされた種子を直接、冷蔵処理し、直播きすることで、育苗のコストを大幅に削減するとともに、直播きによる品質向上や、栽培期間の短縮等の効果が期待されることから、本事業により、現場での技術確立、普及を目指していく。
 

展示圃概要

1.展示場所    佐世保市

2.実施期間    平成17年5月〜平成17年10月

3.設計の概要

(1)供試作物
  トルコギキョウ (品種:プリマピンク・サマーキッス・セレモニースノー・セレモニーライトピンク・プラチナバイオレッド)

(2)供試面積
  150u

(3)処理区及び処理方法
  @処理区 
  ゲル種子10℃で20日冷蔵後、ゲルを溶解剤に浸漬し、圃場に直播する。
  直播き後、圃場全体にPOフィルムをべたがけし、種子の乾燥を防止する。
    直播き 平成17年5月23日

 A慣行区
  トレイに播種し、10℃20日冷蔵後、30日間育苗して、圃場に定植する。
    定植  平成17年7月13日

(4)耕種概要
  @施肥(10aあたり)
    佐世保花き有機  140kg
  苦土石灰     100kg
  完熟堆肥         3,000kg

  A定植方法及び植付本数
    定植方法 12cm×12cm7目ネット 6条植え
  定植本数 36,000本/10a