第2回:People get ready

 ご無沙汰しています。いよいよ、茶事放談の再開です。これからは、順次、内容が増えていきますので、ご期待ください。

1-2 エコファーマーの誕生


 近頃、新聞やテレビ等で話題のエコファーマーをご存じでしょうか?エコファーマーとは、『持続性の高い農業生産方式の導入に関する法律に基づき、たい肥等を使った土づくりと化学肥料・化学農薬の使用の低減を一体的に行う』農業者の愛称です。平たく言えば、「環境にやさしい農業に取り組もうとする」農家のことです。ちなみに、「エコファーマー」は、持続性の高い〜技術を導入する計画書を作成した農家に対し、長崎県知事が認定します。つまり、いわゆる「有機・無農薬」とは異なり、あくまで「環境保全型農業」を実践するためガンバローと立ち上がった農家のことをいいます。 

 

 そこで、長崎県においては、茶業農家で初の「エコファーマー」が世知原町に誕生しました。写真は、去る3月10日に行われた世知原町エコファーマー認定証交付式のものです。このことは、長崎新聞等でも紹介されました。
 さて、この認定証交付式の時に、茶業農家を代表して世知原茶業部会長である真弓豊之氏は、認定を受けた抱負をこのように述べました。「環境にやさしい農業、そのための導入技術と言うと聞こえは難しいが、私たち世知原茶を生産する農家は、(エコファーマー認定を)土づくりといった農業の原点をもう一度見直す絶好の機会と考えている。きっと世知原茶の味と香りは、これまで以上に特長を発揮できると思っている。」 筆者が前述した「エコファーマー」の説明より、真弓氏の言葉のほうが、明快に「エコファーマー」を言い表していると思います。

   また、続いて4月18日には、松浦市の茶業農家も「エコファーマー」の認定を受けました。長崎県の茶業農家における「エコファーマー」認定者数は、世知原町と松浦市を合わせて、現在29名です。
                次ページ       戻る(茶事放談)