茶秋芽(三番茶)への病害虫防除
                                      五島振興局農林水産部技術普及課 記述者 池下一豊
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  夏から秋にかけての茶の病害防除は、翌年一番茶の母枝となる秋枝の葉層を 充分に確保するため、秋芽(三番茶)成育期の防除が最も重要となる。


1)秋芽萌芽〜開葉期の防除
@炭疽病、新梢枯死症(新芽・茎に感染する病害)
  定期的に2〜3回(秋整枝後の残葉に病害がかからないように、最低2回は 行う)の防除を行う。三番茶や秋芽は5〜7日に1葉の割合で新葉が展開しますので、1回目の防除は、萌芽〜1葉開葉期に、2回目の防除はその7〜10日 後の2〜3葉期に防除を行う。

  A害虫
     今年も二番茶期以降チャノミドリヒメヨコバイの発生が多くなっている。その他の害虫発生に注意しながら、基本的に、殺菌剤と同時防除を行う。

 ・萌芽〜1葉開葉期の使用農薬(秋芽防除1回目、混用)
  
 農薬名  適用病害虫  使用濃度  摘採前使用基準
ダコニール1000   炭疽病、輪斑病、新梢枯死症  700倍  10日前、1回
スタークル顆粒水溶剤   チャノホソガ、ミドリヒメヨコバイ、キイロアザミウマ  2000倍  7日前、2回
 注)降雨等により防除が遅れ、既に罹病が予想される場合は、「ダコニール1000」に変えて「バイレトン水和剤25、3000倍」を使用する。

・秋芽2〜3葉開葉期の使用農薬(秋芽防除2回目、混用)

 農薬名  適用病害虫  使用濃度  摘採前使用基準
 インダーフロアブル  炭疽病、もち病、網もち病  5000倍  7日前、2回
 アファーム乳剤  コカクモンハマキ、ホソガ、キイロアザミウマ、ホコリダニ、エダシャク  2000倍  7日前、1回

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