農林水産物直売所「いきいき五島」オープン!
平成17年3月20日(日)、五島市籠淵町に下五島地区初となる有人の農林水産物直売所「いきいき五島」がオープンしました(写真1・2)。

写真1:開所式テープカットの様子 写真2:店舗内
この直売所は、管内の認定農業者・女性農業者・加工Gリーダー・UJIターン農業者・漁業者代表等で構成する「五島こだわろ会」(17人)が昨年度から検討会や先進地研修を重ね、実現したものです。
管内にはこれまで有人の直売所がなく、反面島外からは何億円もの農産物が入ってきているという現状があり、「地元産農林水産物をうまく流通させることで島の産業の活性化につなげよう」と福江市認定農業者会が他町の認定農業者会に働きかけ、「直売所設立準備委員会」を発足したのが活動の発端です。「五島こだわろ会」は「直売所設立準備委員会」が地域のリーダーに声を掛け、その賛同者により結成された会です。
オープン当日は大勢の来場があり、初日の売上は65万円程度でした。商品数は約130種類程度です。
現在出荷者は121人で、直売所では「消費者と生産者の顔が見える関係」を目指しており、店舗内では生産者は全員首から出荷者証を提げて入店することを規則としています(写真3)。消費者は店舗内で誰が生産者かすぐに分かるので、商品に関する問い合わせや情報交換を気軽にすることができます。
また、安全安心PRのため、加工食品や魚介類など営業許可の必要な商品の出荷者には全員に許可証の写しを提出してもらい、それらすべてを店舗内壁面に掲示しています(写真4)。
このほかエコファーマー認定証も希望する出荷者の分を掲示するようにしています。

写真3:出荷者証着用の出荷者 写真4:許可証の掲示
商品にはすべて「五島産」と記された出荷者名入りのバーコードラベルを貼付し(写真5)、商品がどの出荷者によって作られたものなのか分かるようになっています。このラベルには希望により電話番号を記載することもできます。また、加工食品の出荷者には事前に出荷者説明会を開催し、食品表示を徹底するようにしています(写真6)。

写真5:バーコードラベル 写真6:加工品表示
直売所への出荷物は野菜(トマト、アスパラ、ばれいしょ、イチゴ、壬生菜等)、果樹(みかん、びわ等)、花き(カーネーション、菊等)、穀物(米、もち米、あずき等)、粉物(小麦粉、はったい粉等)、水産物(ハマチ、ぶり、真鯛、かき、アワビ、水イカ、みな、なまこ、刺身類等)、海藻(ひじき、あおさ、とさか)、農産加工品(かんころもち、みそ、紫イモまんじゅう、山菜おこわ)、水産加工品(かまぼこ、てんぷら、水イカ一夜干し、みりん干し等)のような一般的なものから、珍しいものでは桶や木炭などの木工品、塩・にがり、たらの芽や山椒・クレソン・つわなどの山菜、ウメや水仙・しば類等の草花もあります。
現在1日の売上げは平均で17万円程度、客数は約170人ですが、農林水産物直売所「いきいき五島」を地域に定着させ、地産地消の推進を図るべく奮闘しているところです。
今後は飲食店やホテル・給食センター等との業務提携、消費者との交流会など、活動の展開を図っていく計画です。